当店の代表は、前職(金沢工業大学)の時代には、大学人として地域との交流・産学協同活動にも関心を深く、特に地元産業(伝統工芸・技術)に注目してきました。
石川県には輪島・山中の漆器を始め、九谷焼など代表的な伝統産業が広く認知されている一方で、認知度は低いものの知る人ぞ知る特異な産業や技術(珠洲焼や二俣和紙など)もあります。
そうした貴重な技術や産業を改めて見直し、継承・育成の一助に斯うことができないかと考えてきました。
そうした産業活動の展開を検討する際には、何よりも人との出会いが大きな鍵になると考えました。
それぞれの産業・業界において、その核となる人材と直接お会いして、当該産業における現状や様々な課題や技術、事情を伺うことこそが極めて重要になると思い、様々な業界の方々とお会いして、試行錯誤を重ねました。
代表はまた、大学在籍中から、環境に優しい素材と研究開発に取り組みました。特に植物性プラスチックの調査研究を進めていた際に、竹筆作家との出会いがありました。
我が国唯一の竹筆書家、釈迦院時雄(釈山人)故人との出会いから十数年。
氏の「竹筆作り工房」の整備を始め、書家としての諸活動を支援し続け、中国古来の『竹宸流宗家』として、また我が国唯一の竹筆作家として活動を支援してきました。
竹筆製法を伝授します。
釈迦院時雄故人に、本社代表の岩下信正は長年師事し、『釈道人』の雅号を授与され、現在我が国唯一の竹宸流竹筆作者の第一人者として活躍しています。
竹筆技術・文化(書)を継承!