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金唐紙について 金唐紙は、中世のヨーロッパで壁の内装や皮革工芸品などに用いられたギルトレザー(金唐革)にルーツを持ち、日本で和紙を素材として作られたものです。 明治期の日本で大蔵省印刷局を中心に製造され、盛んに欧米各国に輸出されていました。パリやウィーンでの万国博覧会などで高い評価を得て大量に輸出され、ヨーロッパ王朝貴族の城や宮殿の壁をきらびやかに飾りました。日本でも国会議事堂や鹿鳴館、旧岩崎邸などの洋館で多く使われていましたが、金唐革紙が現存する建物は大変少なく、数えるほどしかありません。 金唐紙研究所では、一度途絶えた技術を1985年より復活させ、各地に文化財建築の壁面に残る、金唐革紙を復元・修復しています。 この「竹文様パネルは」金唐紙の技法を使い、手作りで制作しています。 和紙に銀箔と色漆を使い制作しておりますので、水濡れにご注意ください。銀箔の表面には礬水によりコーディングしておりますが、環境や経年により銀色は変化してまいります。 また、作品に当たる光の方向など、金唐紙の凹凸のある表情の変化をお楽しみいただければ幸いです。 ※金唐紙研究所で復元制作された作品は、一度途絶えてしまった「金唐革紙」から、新たに蘇ったという意味を込めて「金唐紙(きんからかみ)」と呼んでいます。
金唐紙は、中世のヨーロッパで壁の内装や皮革工芸品などに用いられたギルトレザー(金唐革)にルーツを持ち、日本で和紙を素材として作られたものです。 明治期の日本で大蔵省印刷局を中心に製造され、盛んに欧米各国に輸出されていました。パリやウィーンでの万国博覧会などで高い評価を得て大量に輸出され、ヨーロッパ王朝貴族の城や宮殿の壁をきらびやかに飾りました。日本でも国会議事堂や鹿鳴館、旧岩崎邸などの洋館で多く使われていましたが、金唐革紙が現存する建物は大変少なく、数えるほどしかありません。 金唐紙研究所では、一度途絶えた技術を1985年より復活させ、各地に文化財建築の壁面に残る、金唐革紙を復元・修復しています。
この「竹文様パネルは」金唐紙の技法を使い、手作りで制作しています。 和紙に銀箔と色漆を使い制作しておりますので、水濡れにご注意ください。銀箔の表面には礬水によりコーディングしておりますが、環境や経年により銀色は変化してまいります。 また、作品に当たる光の方向など、金唐紙の凹凸のある表情の変化をお楽しみいただければ幸いです。
※金唐紙研究所で復元制作された作品は、一度途絶えてしまった「金唐革紙」から、新たに蘇ったという意味を込めて「金唐紙(きんからかみ)」と呼んでいます。
並び順:
金唐紙
販売価格:22,000円(税込)
「金唐紙」作家 池田 和広 昭和47年 名古屋市に生まれる 平成6年 金唐紙研究所(代表 上田 尚・国選定保存技術保持者)の復元制作に参加 平成8年 東京芸術大学美術学部日本画卒業 重要文化財「旧呉鎮守府司令長官官舎」(広島県呉市)の金唐紙、修復工事に従事 平成12年 重要文化財「移情閣」(兵庫県神戸市)の金唐紙、修復工事に従事 平成15年 重要文化財「旧岩崎邸庭園洋館」(東京都台東区)の金唐紙、修復工事に従事 平成18年 重要文化財「旧呉鎮守府司令長官官舎」(広島県呉市)の金唐紙、修復工事に従事 平成19年 大英博物館、ヴィクトリア&アルバート美術館にて、金唐紙ワークショップ開催 平成22年 国指定名勝 旧池田氏庭園洋館(秋田県大仙市)の版木・金唐紙、復元修復工事に従事 平成24年 現代工芸のギャラリー「館・游彩」壁面制作 平成25年 重要文化財「旧岩崎邸庭園撞球室」(東京都台東区)の版木・金唐紙、修復工事に従事 平成26年 「旧蔵内邸」(福岡県築上町)花唐草文様、版木・金唐紙復元制作 平成29年 デンマーク建築センターにて講演・金唐紙ワークショップ開催 現在 明治期に日本からオーストラリアに渡った金唐革紙が現存する建物、メルボルンにある「リポン・リー」の壁紙を復元中 展覧会 平成22年 上田氏展覧会「浪速きんからの世界」に出展(東京芸術劇場) 「金唐革紙の魅力 ~過去から未来へ~」に出展(紙の博物館) 平成24年 「館・きんからの世界」に出展(館・游彩) 平成25年 「金唐紙の世界展-新しい風・古典から現代まで」に出展(銀座ミキモトホール) 平成26年 「花咲く ラリックと金唐紙」に出展(箱根ラリック美術館) 平成27年 「池田和広 金唐紙展」(館・游彩)